健康維持のための運動
健康を維持するには食事や睡眠だけでなく適度に運動をすることが大切になります
■運動を長く続ける
運動を長く続けるためには、やはり日常生活の中で行うことが大切。となると、やはり歩くこと、ウォーキングが手っ取り早く、長続きする運動といえるでしょう。
近年、1日にかなりの距離を歩く農業・漁業の従事者が平均寿命を急激に伸ばしています。また、ゴルフ場のキャディーさんも長寿では定評があります。
一見メタボリック体型でも、血圧や血糖値、コレステロール値が正常で、健康状態が良好なキャディーさんが多いのです。キャディーさんは毎日かなりの距離を歩くため、きちんと抗酸化ができているからです。
健康維持を意識するゴルファーの方は、電動カートに乗らずに歩いてラウンドするようにしてください。
理想的なのは、1日8000~1万歩のウォーキングを週に3、4回行うこと。それを実行し続けると80歳になっても認知機能が高い(ボケない)ことがわかっています。
喫煙者はそれだけで健康維持の上でのハンディを負っています。ぜひ有酸素運動をしてサビ止め能力を上げてください。すぐに息切れするようでしたらタバコの本数を減らすか、禁煙するべきでしょう。
■ウォーキングについて
ウォーキングが大切だとわかっていても、なかなか実行に移せなかったり、すぐに挫折してしまったり、という方は多いのでは。そんな方は、まず自分の現状を知ることから始めてはいかがでしょう。病気になる前にできるだけ早い段階で自分の現状を知り、危機感を持って欲しいものです。
そこでお勧めするのが万歩計をもつこと。最初は目標を設定せずに、ただ万歩計をもつだけでいいのです。自分が1日にどれだけ歩いているか把握することから始めましょう。
毎日電車で通勤し、家から駅までと、駅から会社まで、それぞれ5分以上歩いている人は往復で20分間歩くことになりますから、あまり心配ないでしょう。
同様に1日に何度も1階と2階を行き来している主婦の方や、歩いて買い物に行く方も、それなりに歩いていると思います。