肝臓機能の強化と改善
センシンレンにはがん予防、インフルエンザ予防、風邪予防・対策などと合わせて古くから肝臓機能の強化と改善に効果があると言われており、東南アジアや中国などでは予防薬や対処薬として利用されていました。
また近年の各研究期間の報告などでも実際にその効果がうたわれており、今非常に注目されています。
肝臓機能にはおもに「代謝」「解毒」「胆汁の生成・分泌」の3つがあると言われています。
その中でもセンシンレンは「解毒」の機能に効果があると言われています。この解毒作用というのはアルコールや薬、老廃物などの有害な物質を分解し身体に悪影響を及ぼさないように無毒化するという作用です。
センシンレンを摂取するとこのアルコールの分解などが非常に強化されると言われており、お酒を飲む前にセンシンレンを摂取する事で、二日酔い予防にいいと言われております。
今年に入ってからミネソタ大学の研究で、ウコンが二日酔い予防に効果がないと論文で発表されてから、このセンシンレンに注目が高まっており、日本でもセンシンレン配合のサプリメント等は販売されております。
センシンレンは肝臓疾患の改善にもいいという実験結果が報告されています。というのも肝硬変などの肝細胞が線維化した状態から、センシンレンを摂取すると、肝臓の主な治療薬である「レガロン」よりも改善されたというアメリカの研究機関が発表しました。
日本では肝臓の強化・改善には例えば「牡蠣エキス（亜鉛）」「オルニチン」「マカ」「タウリン」などが有名ですが、センシンレンも同様の効果があると言われております。